服の色と美肌つくりとの関係

10/15(月)月曜日は当院休診日。久々に箕面の滝に行って来ました。

 その箕面の滝の前で『小さな秋』を発見。まだどこを見渡しても緑。ところがそのモミジの中に1ヶ所だけ赤く染まった部分を見つけました。

 もうまもなく、あざやかな紅が箕面の山を華やかに染める・・・それがとても楽しみだ。

 さて今回のテーマ・・・「服の色と美肌つくりとの関係」美しい肌を創るのに、果たして色の違いは関係するのか?

紅葉には太陽光線と気温が関係すると言われていますね。その太陽光線の中で私達が取れえることの出来る光線を「可視光線」といいますね。その可視光線を分解すると、虹の色である7色になりますね。

 当院では、色彩を診断にまた治療に積極的に使っているのですが、この色の違いは周波数の違いであり、エネルギーの違いであります。東洋理論は、「陰陽論」と「五行論」を組合わせ新羅万象を、つまり「この世の真理」を説明しています。

 その理論の中で「色彩を五行に配当し、又五臓に配当」しました。先程述べたように「色彩の違いは周波数の違いであり、エネルギーの違い」ですから当然「私達に及ぼす作用も違います」

青=肝臓、胆のう。 赤=心臓、小腸。 黄色=脾臓、膵臓、胃。 白ー肺臓、大腸。 黒ー腎臓、膀胱。

 さて色彩と光線の作用について簡単ですが、科学的な説明をしておきます。

肌色による三大人種(黒人、白人、黄色人種)と光線。

 黒色=太陽光線の全てを吸収、受け入れる色=自然環境をもろに受けた環境で暮らす人種。

 白色=光線を反射する色。(※半分は反射し残りの半分は透過)=全てを自らの手で作り出していく人種。

 黄色=白と黒の中間。=自然環境、四季、気候の変化を利用し、補ったり、対策をし又自然と共生をしながら暮らす人種。

➁服の色と光線

 黒色の服は、全ての周波数の光線を服が吸収します。光エネルギーは吸収されると熱エネルギーに転化します。だからすぐに熱くなります。でも暗い所では冷めやすい色でもあります。だから肌には光線が届きません。だから日焼け防止の黒色日傘に多用されます。

地球温暖化が危惧されている現在、夏の黒シャツは暑くて溜まりません、まるで焦げる様です。

 白色の服は、太陽光線の半分を反射し半分を透過します。熱くなりにくく、冷めにくい特徴があり安定した温度を保ち易いのです。

 紙面の都合で、その他の色の服はその中間とだけお伝えしておきます。(※その他は機会を改め詳しくお伝えいたしたいと思います)

太陽光線の中の紫外線は「日焼け」を起こし「しわ」を作り出します。ひどくなると「皮膚が炎症」し、さらにひどくなると「皮膚ガン」まで起こす危険性がありますが、全く光に当たらないと今度は「くる病」を引き起こします。ですから、程良い自然光を浴びる事がキーワードになります。

 さて白色(白の服)は、東洋思想、東洋理論では、肺臓、大腸と関連しています。肺大腸は皮膚、肌と支配しています。つまり肌の為には白色が最高だという事です。現在非常に色がカラフルになった肌着ですが・・・その肌着には最適な色が白だと思っています。

 白色の服はこの光の半分を反射しますので程良く紫外線直射を避け、あとの半分は光を通すのでビタミンDの生成を促します。つまり程良い日光浴になるというわけです。ビタミンDはリンと共同して、カルシュウムの吸収を促します。カルシュウム不足がひどくなると、かつて北欧に多かった「くる病(骨の形成不全を起こす病気)」を引き起こします。

③黒服ブーム じゃあシックな大人の色の代表格である黒色の服は・・・。一時期「黒服ブーム」がありましたよね~店内に飾られた服は黒ばっかりのお店もありました。黒服の作用影響はすでに説明したとおりで・・・白服の反対です。それに長期間全く光に当たらないと肌の細胞がしわしわになるそうです。これは大変ですね。

 テレビのある番組で黒しか着ない人をなんとか別の色の服を着せようという企画の番組を見たことがあります(探偵ナイトスクープだったかな?)。あまり数は持っていないだろうという予想を裏切り・・・似たような服それも溢れんばかりの数の黒ばっかり。変わり映えしないのに・・・。それを見たとたん「少し引いてしまった」ような覚えがあります。

 余談ですが、白は無彩色で「どんな色の服ともマッチする白色の服」。白は清潔感、純粋、清楚、潔白等の他、「白肌は7難かくす」という言葉があるとおり、白色を合わせることで肌を美しく見せ、その人を美しく魅せてくれます。あなたもこの記事で白い肌着、白い服を見直してみる気になったか・・・な?