2018/11/08
(※私のユニークな体験記、笑える体験記の「ほんまかいなシリーズ」は約ひと月に1回を目標に発表しております。)
これを書きながら改めて思う、「私の体験は、ホント~に命が危ういようなものが多い」と・・・。
私は、独身時代(20代前半)、なんと3LDKのマンションに一人暮らしだったのだが・・・。
ある日の「草木も眠る丑三つ時?」・・・私は、深夜就寝中に咽の渇きをおぼえ、ふらふらと・・・しながら台所のシンクに向かう・・・。
なあに~、電灯を消した部屋でも慣れている!
薄暗い中でもコップを探り当て蛇口から水を注ぎ、
一気に咽の乾きを潤した。
その直後!。 今まで経験の無い、異味の衝撃に
反射的に “ゲー~ッ”!。
当然、すぐにうがいだ!。
そしたらなんと、口の中からもうモコモコと音を立てながら、大量のシャボン玉のような「泡の大群」が、まるで湧き出る紫陽花のようになっているではありませんか!
とんでもないこと!こりや大変!と何度も水をかえてうがいの連続攻撃。
事態は深刻、まさかのいつまでも泡が無くならないではないか~!。その後何十回うがいをした事でしょうか・・・。
私は、な、なんと!ママレモンの洗剤を入れた洗う前のコップに・・・水を入れて飲んでしまったようです!・・・。「え~~~~~っ」
さらに事件は続くのだ・・・翌朝だ、最初の患者さんに話かけると、なんと私の声は一夜にして他人の声に変身していた!。
それはフランク永井ののさらに下をいく超低音・・・いや、昭和40年代にハスキ~ボイスで大ヒットを連発した大物歌手の「青江三奈さん」に変わっていたのでした。信じられない事だが、実は私も自分のその日の第一声にビックリしたのだ!。
その声は、団塊の世代の方々は100人中100人、誰でも知っている超大物歌手そのものだっだ。そのハスキーボイスは胸を打つ・・・心底に染み入るものだった。
※、♪あなた知ってる~(チャンチャ チャララランチャ )みなと、よこはまぁ~、まちのあか~りにぃ~・・・♪
※、♪よる~の、いけ~ぶくろ~♪・・・の、青江三奈さんだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・判ったかな~?
とっても~いいのだ。だからこの曲をカラオケで歌う時があるのだ・・・でもしかし、今までの自分でなくなった、今までの私はどこへ・・・?。やはり元の自分を取り戻さないと落ち着かない!・・・だが、しかし・・・どう工夫して声を変えても、ごまかそうとしても「やっぱり青江三奈」が取れない・・・。
おまけに、声を出すたびに「咽の粘膜の前の部分がはがれかけて・・・ヒラ~ヒラ~」と気道内の風でなびいているのが判りました。
その後、2~3週間は「青江美奈さん」が乗り移ったかのように・・・ハスキーボイスと咽の粘膜のヒラヒラ~は続いたのでした。その間患者さんは、私の第一声に皆ビックリでした。
※数年前に1拍2日の気功の研修会で横浜に行く機会があった(横浜での研修会は珍しい)。そので、是非とも行ってみたくなった伊勢佐木町へ、するとその通りには「な、なんと~!、ちゃんと流れているではないか!あの曲が」・・あの「伊勢佐木町ブルース」が・・・あきらかに私の胸は「じ~んん」とこみ上げてくるものを感じていた。まもなく、趣のある喫茶店に入り、そこで一時、当時の時代背景と青江三奈さんとの運命的?な繋がりにまでへ思いを馳せることに・・・。
※2018年の今、『何故そのハスキーボイスの期間にカラオケにいかなかったのか・・・?』が悔やまれるのだ・・・。
(教訓)何事も順序手順が大切。(寝ぼけているとはいえ・・・最初に電気のスイッチを入れ、コップが空かキレイか?確認し、その後水を入れるという手順だ!)