2023/07/23
笑いと感動! 勇気と挫折?
ウソのような私のドキュメント!
ほんまかいなシリーズ 56
自宅に来たツバメさん…の巻き
あるGWの頃だった。2つの嬉しいニュースが…。
「令和元年」おめでとう…
これから始まる新時代に期待したい。
もう一つは、なんと当家ベランダの前の電線に
ツバメのカップルが・・・ピーチクパーチクと
なんか囁いているではないか。
“これは珍しいな~”
そのうち何度か当家の駐車場に出入りを繰り返している
…もしや? 妻は“巣作ってっても、いいよ~”と
何度もラブコールを送っている。
そして数日後、あっという間にマイホーム完成!
とても仕事が早い、我が国の公共工事もこうでなくっちゃ。
(それがこの写真だ~!)
その間取りは、新婚さん用で互いの距離が近い、
ワンルーム4畳半というところか?
ツバメが巣を作る家は、運気が良くなると云われる。
そうかそうか~とうとう我が家にも、その時が来たか~!
もしや、ジャンボ宝くじなども…“やった~!”
だがだがしかしだ、私の愛車が糞まみれだ!
今すぐ給油所の洗車機へ…? ん? まてよ~
すぐにまた糞まみれになるか…!。
そこでシートで愛車を覆い磁石で止める「フン止め対策」
…ああこれは私一人でやった。
これが本当のコグンフントウか…? (あほ~!)
「東洋思想では、春季の象徴は風」…
そのシートが強風で常にバタバタして何度も剥がされる…
どんどん磁石を追加していく、
それでもやはり風で剥がされバタバタッ…
バタバタッと、とてもうるさいのだ。
でもでも、それに勝るものがあるのだ!
そのカップルの姿と声のかわいらしさは格別なのだ!
赤ちゃんの姿も確認出来た。
ところがその思いもつかの間、その数日後に事件は起きた。
なんと、ツバメの姿がない1
忽然と消えてしまったのだ!
どうやら「夜逃げ」をしたようだ。
いったい何が・・・?。
借金か? これがいわゆる成田離婚という事なのだろうか?
それとも強風で夜通し全く止むことのない
ビニールシートのバタバタ騒音が…
愛の営みを妨げるという…
落ち着けない住宅環境の悪さが原因…?
“お~いツバメは~ん! 帰ってきてくれ~!
お願いだから~! 敷金礼金それに家賃も…
当分の間は無料だぞ~!」” 私は天を仰ぐ。
私達の願いもむなしく、いつまで経っても
ゴーストタウンのままだった。
かくして当家には「ウン(運)はつかなかったが、
フン(糞)だけはたっぷりと…。(チ~ンン!)
でもどうやらその「夜逃げ」の原因は違っていたようだ…
妻から報告を受ける
“カラスが近くの電線から、ジッとツバメを見ていたで~。
子供の姿もみえない。
あのカラスに食われたかも知れない~ショックやわ~”と…。
“あのカラスめ~”
いずれにしても、これで我が家の宝くじへの夢もつい失せた。
あんなにあんなに、期待させワクワクした数日間から一転、
このポカンとした空虚感。
あれはなんだったのだろう…。
・・・・・・・時は過ぎ・・
・・・・・・・
そんな事も忘れかけていた数年後
(令和4年?)妻から吉報が…。
“また、ツバメが来てんねん”
“そうかそうか! よ~し! 今度こそは~”
妻も私も、気合いが入る。
ジャンボ宝くじの夢よ!再び…。
かつての、あのワクワクの日々の再来だ。
名付けて「ツバメの巣、第二期工事スタート」
“よしよし! 順調に巣作りも進んでいるようだな~!
頑張れツバメはん! 全面的に応援しているぞ~!”
さて私も、前回の被災経験を教訓とし、
その夜、すぐさま車に「糞害防止シート」をかぶせ、
すごい量の磁石止めを完了。 万全の体制で臨む。
ところがだ、二日後にの妻がせつない顔で経過報告。
“また、カラスがジッと目てんねん。
だから、カラスは嫌いやねん。
もう~いっそ、二階からシートをかぶせたろか~”
“そんな事したら、ツバメも入られへんやないか”
私達は有効な解決策を見いだせないでいた。
さらに二日後、妻が泣きそう顔をして云うのだ。
“もうツバメ…来ていないねん、あのカラスのせいや!”
またしても、ツバメは夜逃げし、家はゴーストタウンに。
それだけではない、夜に糞害防止シートを被せた時暗くて、
車に付いた糞が見えなかった様で、その「フンの痕」が、
車体を上下に縦断し、それがどうしてもしても取れない。
私が、車庫内に響きわたるエンジン音で驚かないよう、
しばらく洗車を我慢し遠慮していたのに…なんという仕打ちだ。
この痕跡は、未だにうっすらと残ったままなのだ。
またまた当家にはウン(運)は着かず…
フン(糞)だけがたっぷりと…。(チ~ンン!)
・・・「二度ある事は、三度ある」というが、
「3度目の、正直」というのもある。
はたして、あるのだろうか? 3度目。
今度こそは…。
追伸=それは学生時代、新潟の田舎での事。
ある家の玄関の真上にツバメが巣を作っていた。
そこには忙しそうにツバメが出入りしている。
巣の中には排便しない、賢い選択だ。
だがその玄関下は当然糞まみれであった。
さらにこんな事もあった、阪和高速道の途中にある
「紀州サービスエリア」の男子トイレの小用での事だ。
気付くと真上に「巣」があり、ツバメが飛び交う状況だ
・・・何を隠そう私は、
このその途中で止めるという荒技は持っていない…
だから逃げられない、でもどうしても落ち着かない…
終わるまでの間、ビクビクしながら…
なんとか無事に終え「ほっと」した経験がある。
そんな事を思い出すと…はたしてツバメは、
ホントに私達に幸せを運んでくれるのだろうか…?
という疑問がちらっと頭をよぎった。
『ほんまかいなシリーズ』はHPブログにて
月1回程度のペースで新作発表中。
全編60作以上のあり得ない感動と
笑えるドキュメンタリー巨編だ。
このシリーズが気にいった方へ・・・
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by くれい鍼灸整骨院 06-6327-6569