ほんまかいなシリーズ 43 三角巾したまま転倒(顔面流血事件)

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信じられないが、ホントにあった愉快なドキュメント!
ほんまかいなシリーズ 43
三角巾したまま転倒(顔面流血事件)

平成20年8月26日鍼灸整骨院の業務を終え自転車にて帰宅途中、バイクにはねられるという交通事故にて

右手の小指の骨折、右鎖骨骨折、右頭蓋骨の側頭骨骨折、左前腕の橈骨と尺骨を粉砕骨折(いくつにも粉々に骨折)、両大腿と両下腿部を挫傷するという大ケガをくらい、

整骨院も一月間の完全休業中に起きた事件だ。

交通事故から2週間程経ち、足は元気になったので、ジッとしていられない。
その日はことのほか早い時刻に目覚めた・・・
なので散歩に出かける事に・・・。 
すぐ近所にあるスーパーイズミヤの
広大な駐車場が目に入った、早朝なの誰もいない。見通しがいいので、視線の先はおのずと遠くへ・・・
”静かだ~、とても爽やかで気持ちがいいな~”
等と実感しながら足を進めていた・・・

ところがだ!思いもよらぬ敵が、まるで地雷のように地面に潜んでいた。

車輪止めに足先を引っかけ・・・上体が前方につんのめる・・・直後を頭によぎった 

”左腕はギプスを三角巾でつっている・・・
さらに右腕は小指と鎖骨も骨折してる・・・
どちらの手も地面に衝けない”と、思うも一瞬・・・
直後に人生初の衝撃的事件に・・・
アスファルトへの顔面受け身だ。 はい~一本!

柔道の素養もある私だが、さすがに顔面では・・・
弱り目に、たたり目ならぬ、アスファルト。
いったい、この情けなさは?

 
も、もう、散歩どころではない!
帰宅途中・・・すでに左頬がヒリヒリしてきている。
出血して流れてきている・・・が、手は使えない状態・・・。

さらにバツの悪い事に、自宅到着直前自宅の3軒隣の男子高校生とすれ違う。
とても笑顔でおはようという状況にあらず・・・

彼は、私を見たにもかかわらず笑顔ひとつくれない・・・知らん顔を装い通り過ぎて行く、冷たい奴だ!

だが同時に”ほっと”する自分もいた。

さわやかな早朝時だというのに、
近所のおっちゃんが、顔から血を流しながら
前からやって来るという想像を絶する光景に、
尋常ではいられない!

さぞ怖かっただろう。 
辿り着いた自宅では、家内の一喝が待っていた
・・” うろうろするからや~!”

その数日後、私の左頬はアスファルトで受け身をした後遺症として、
無数の擦り傷が「赤いカサブタ」となり、見るも無惨な状態になっていた。

 さらに不幸は続く。

その日の夕方、息子が彼女を連れて挨拶をしに来たのだ! 
何でこんな日に・・・とてもこの顔では、可愛いい彼女に好印象の笑顔で返せない・・・
で、複雑な笑顔であいさつを交わす事に・・・
二人は異様な気配を察知し、後の会話は成立せず、
居間から息子の部屋へ、そそくさと消えていった。 

この3連発、バツの悪さ情けなさ、この上無し。

擦りむいた傷は、けっこう深く、
後に低温火傷の様に・・・そしてシミの様に・・・
キスマークの様にと変化。 

結局私の顔は、およそ三ヶ月間(12月上旬迄)
この傷跡とともに生活をするはめに・・・トホホ。

【教訓】私の体験から皆さんへ、顔面という場所は・・・
全くといっていいほど、受け身には向いておりません(当たり前だ!)
くれぐれもご注意あれ! スマホ歩きの・・・あなたへ・・・。