風邪対策 完全マニアル 前編:予防

※2つの写真は、箕面にて

上の写真は、箕面ダムより。

下の写真は、勝尾寺にて、

ミニダルマさんが、4体いるのがお判りでしょうか。

境内の至る所に、デザイナーさんが散らした沢山のミニダルマ・・・。

散策しながら、そのミニダルマさんの発見も、又、楽しみです。

 

ごあいさつ  

日本史上最も暑かった今年の夏。

10月上旬のついこの間まで、暑い暑いと叫んでいたが・・・

ったの三週間で「秋深し」に様変わりだ。

もう・・・春と秋は、絶滅危惧種と相成った。 

当院でも既に暖房が稼働している。

そうそう、この秋に入りもうインフルと

またまたコロナが増えているそうな・・・

そこで本格的な冬到来の前にはこの記事だ。 

今回は前編〈予防対策〉です。

来月は後編〈罹ってからの対策法〉を予定。 

シッカリ読んでね。

 


特集  ~風邪引き対策 完全マニアル〈前編:予防〉~

以前の健康ニュースを再編した、私が臨床で得た効果確実なものばかりです。


【万病の基:風邪の予防法】 

① 体を動かし常に体を内側から暖かく維持!

毎日うっすらと汗をかく毎日を送り、常にエネルギー(気)を巡らしておくこと。

体表面温度が下がると抵抗力免疫力も低下します。

 

②充分な睡眠と休息。

疲労は皮膚を締める力も弱まってしまい毛穴が開き、

その結果体温が逃げてしまいます。

(体温低下=免疫力、風邪への抵抗力の低下です)

 

③暴飲暴食を慎み、良く噛んで食べる。

東洋医学の考えかたです。

消化器系は呼吸器系の母です。

母親が元気なら『無償の愛(力)』として、

エネルギーを注いでくれます。

よくよく振り返ってみると、

何故か原因が良くわからないで風邪を引いた時には、

実は胃腸が弱っていることが多いはずです。

 

④喉の乾燥を防ぐ。 

暖房で部屋が乾燥するとホコリが飛びます。 

そのホコリに細菌が付着して・・・気管から侵入。 

加湿器、空気清浄機も良いのですが、

一日2回の換気をお勧めします!、

新鮮な酸素(気)の補給にもなります。

 

⑤気分はいつも明るく。 

精神状態、感情は身体に影響します。

気分が沈んだ状態(泣き悲しみ憂い愚痴など)は、

呼吸器の働きが弱くなります。

 

⑥背中を暖かく保つ。 

背中に『風門』というツボがあり、

まさしくここからここから風邪が侵入してきます。

又この周りには呼吸器系のツボが沢山あります。

お勧めは『ベスト』の着用がお勧めです。

 

⑦この摂り過ぎにご用心・・・

果物物は全て陰性食品で体を冷やします。

 

⑧風邪予防にお勧め食品・・・

根菜類は陽性食品で体温を上げてくれます。

私が特に、お勧めするのは白くて辛い食品です。

そう、大根の根本の辛い部分。

でも、一番体を温め効果が強いのはニンニク。

私の場合は、生で一房を丸かじりして、

瞬時に鼻づまりが取れた事があります。

ニンニクは刺激性食品で、食べた後の熱感で、

一瞬胃が悪くなるのではと・・・思うかも知れませんが

「一房だけなら」全く心配いりません。

ご安心ください。

※当たり前ですが、早く治そうと沢山食べるのは良くありません。厳禁です。

 

※ショウガは、風邪の時に良く使用されるのですが、

温める作用と冷やす作用が混合しています。

刺激感あるので暖まりそうに思えるのですが、

私の経験上も、ハッキリ言って温める効果は、ほとんど感じられません。


  
⑨出来るならやってみて!・・・毎起床直後の、乾布摩擦・・

背中と首と腕の掌側の親指側(肺の経絡)へ。

温かくなるまで行う事。


次回12月号は、早期回復への「風邪かかってからの対策」を説明する予定です。